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労務・人事

第一種衛生管理者

労働安全衛生法に基づき、常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任が義務付けられている国家資格。職場の衛生管理全般を担い、作業環境の管理、健康管理、労働衛生教育などを行う。第一種は全業種に対応可能。

主管: 公益財団法人安全衛生技術試験協会

おすすめポイント

  • 学習時間80〜150時間で取得可能。初学者でも挑戦しやすい資格
  • 合格率は46.3%台で安定推移。対策しやすい試験

この資格の特徴

第一種衛生管理者は、労働安全衛生法に基づき、常時50人以上の労働者を使用する事業場で選任が義務付けられている国家資格です。職場の衛生管理全般を担い、作業環境の管理・健康管理・労働衛生教育などを行います。第一種は全業種(有害業務を含む)に対応可能で、第二種は有害業務のない業種のみ対応可能です。事業場の規模に応じて一定数の衛生管理者の選任が必要なため、企業からの需要が安定しています。試験はほぼ毎月実施されており、受験機会が非常に多いのが特徴です。合格率は約45%前後で推移しており、計画的に学習すれば合格可能な難易度です。総務・人事部門や管理職のキャリアアップに直結し、会社から取得を求められるケースも多い実務的な資格です。受験には学歴に応じた実務経験が必要ですが、大学卒であれば1年以上の労働衛生の実務経験で受験可能です。近年はメンタルヘルス対策や職場の健康経営が注目される中、衛生管理者の重要性は一層高まっており、社会保険労務士とのダブルライセンスを目指す人も増えています。

国家資格受験資格: 大学・短大・高専卒で実務経験1年以上、高卒で実務経験3年以上等(学歴に応じた実務経験が必要)
  • 常時50人以上の事業場で選任義務がある法定必置資格
  • 全業種に対応可能な第一種は汎用性が高い
  • 試験がほぼ毎月実施され受験チャンスが豊富
  • 合格率約45%で適切な学習をすれば合格可能
  • 総務・人事・管理職のキャリアアップに直結する

こんな人におすすめ

おすすめの人

  • 企業の総務・人事部門で衛生管理業務を担当している人
  • 事業場の管理職・管理者として選任される予定の人
  • 会社から衛生管理者の取得を求められている人
  • 労務管理のスキルアップを目指す人事担当者
  • 社会保険労務士とのダブルライセンスを狙う人

活用シーン

  • 事業場の衛生管理者としての法定業務
  • 作業環境の測定・改善と健康障害の防止
  • 従業員の健康管理・健康診断の実施管理
  • 労働衛生教育の企画・実施
  • 安全衛生委員会の運営・参加
合格率 (2024年度)

46.30%

前年比 +0.30pt

受験者数 (2024年度)

64,911

前年比 -2,661

推定学習時間

80〜150時間

難易度: ★★☆☆☆

平均取得コスト

独学: ¥10,000

スクール: ¥40,000

試験日程

ほぼ毎月

各安全衛生技術センターで毎月1〜5回実施。受験機会が多い

試験の詳細

出題形式

五肢択一マークシート

問題数

44問

試験時間

180分

合格基準

各科目40%以上かつ総得点60%以上

受験料

8,800円

受験方法

安全衛生技術センター(全国7ヶ所)+出張試験

出題分野

労働衛生(有害業務に係るもの)労働衛生(有害業務に係るもの以外)関係法令(有害業務に係るもの)関係法令(有害業務に係るもの以外)労働生理

毎月1〜5回実施。第二種衛生管理者免許保持者は科目免除あり。出張試験は各都道府県で年1〜2回実施。

合格率・受験者数の推移

直近10年間のデータ

年度申込者数受験者数合格者数合格率
2024年度64,91130,08146.30%
2023年度67,57231,10846.00%
2022年度68,06631,20745.80%
2021年度68,21029,11342.70%
2020年度43,15718,91643.80%
2019年度68,49832,02646.80%
2018年度67,08029,63144.20%
2017年度65,82129,63645.00%
2016年度61,50028,00345.50%
2015年度55,12930,58755.50%

合格率は過去5年間で46.3%前後で安定推移受験者数は64,911人と増加傾向にあり、注目度が高まっています。

難易度分析

労務・人事」カテゴリ内3資格での比較

衛生管理者は「労務・人事」カテゴリ内ではやさしめ難易度です。

学習時間115時間(カテゴリ平均413時間)
合格率46.3%(カテゴリ平均25.9%)

学習ガイド

独学がおすすめ

合格率約45%で過去問中心の学習で十分合格可能。市販テキストの質も高く、独学で1〜3ヶ月で取得できる。費用を抑えたい人は独学が最適。

独学の場合

市販テキスト1冊と過去問で十分合格可能。出題パターンが安定しており、過去問を繰り返し解くのが最も効率的。学習期間は1〜3ヶ月が目安。有害業務に関する知識(有機溶剤・特定化学物質等)は日常生活になじみが薄いので、重点的に暗記が必要。

スクール活用の場合

SAT・アガルート・オンスクなどのオンライン講座で2〜5万円程度。講義動画で要点を効率的に学べる。有害物質の種類と症状など暗記量が多い部分を体系的に整理してくれるのがメリット。

学習のコツ

  • 過去問の繰り返しが最も効率的。出題パターンが安定している
  • 有害業務に関する科目は暗記量が多いので早めに着手する
  • 労働生理は医学的な内容だが、暗記で対応可能
  • 各科目40%以上が必要なので、苦手科目をなくすことが重要
  • 試験は毎月実施なので、準備ができたらすぐ受験を申し込む

対応スクール比較

衛生管理者に対応するスクールを価格順に比較

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コース名合格実績特徴リンク
オンスク.JP衛生管理者 講座¥1,628月額制
月額制他資格も受講可
公式サイト
SMART合格講座衛生管理者 SMART合格講座¥16,500〜¥22,0001〜3ヶ月
オンライン完結低価格
公式サイト
SAT第一種衛生管理者 eラーニング講座¥21,780〜¥43,7802〜3ヶ月
eラーニングスマホ対応現場系特化
公式サイト

※ 価格は税込・時期により変動あり。各スクール公式サイトで最新情報をご確認ください。

スクール詳細

オンスク.JP

衛生管理者 講座

¥1,628

Good

  • + 月額1,628円で60講座以上が受け放題
  • + 複数資格を同時に学べる

注意点

  • - 単体では合格に不十分な場合も(補助教材として活用推奨)

まずは低コストで資格学習を始めたい人

月額1,628円で多数の資格講座が受け放題。入門学習や他教材の補助として非常にコスパが高いサービスです。

オンスク.JP|月額1,628円で60講座以上が受け放題

資格の学校TACグループが運営。60以上の資格講座をサブスクで受け放題。スマホで隙間時間に学習できる。

公式サイトを見る

SAT

第一種衛生管理者 eラーニング講座

¥21,780〜¥43,780

Good

  • + 現場系国家資格に特化した専門スクール
  • + スマホ対応のeラーニング

注意点

  • - 対応資格が技術系に限定

現場系国家資格を効率的に取得したい人

衛生管理者・危険物取扱者など現場系資格に特化。スマホ対応のeラーニングで現場で忙しい方も学習しやすい設計です。

SAT|現場系・技術系国家資格のeラーニング講座

電験三種・電気工事施工管理技士・危険物取扱者など技術系国家資格に特化。スマホ対応の動画講義で効率学習。

公式サイトを見る

SMART合格講座

衛生管理者 SMART合格講座

¥16,500〜¥22,000

Good

  • + 多くの資格に対応
  • + 低価格でオンライン完結

注意点

  • - 知名度が低く口コミが少ない

低コストでオンライン学習したい人

全日本情報学習振興協会が運営する低価格オンライン講座。知名度は控えめですが、コスパ重視の方に選択肢となります。

SMART合格講座|多数の資格試験対策をオンラインで

全日本情報学習振興協会運営。低価格で多くの資格試験に対応。手軽に始められるオンライン対策講座。

公式サイトを見る

よくある質問

Q.第一種と第二種の違いは何ですか?

A.第一種は全業種(有害業務を含む製造業・建設業等)に対応可能、第二種は有害業務のない業種(情報通信業・金融業・小売業等)のみ対応可能です。第一種を取得しておけばすべての業種で衛生管理者として選任されるため、汎用性が高くおすすめです。

Q.衛生管理者の受験資格はありますか?

A.はい、学歴に応じた実務経験が必要です。大学卒業者は1年以上、短大・高専卒業者は1年以上、高校卒業者は3年以上、それ以外は10年以上の労働衛生の実務経験が必要です。実務経験は事業者の証明が必要です。

Q.衛生管理者は転職に有利ですか?

A.総務・人事・管理部門への転職では有利に働きます。50人以上の事業場では必ず衛生管理者が必要なため、特に管理部門の求人では歓迎資格として挙げられることが多いです。資格手当として月額3,000〜10,000円を支給する企業もあります。

データ出典

最終更新: 2026-02-24

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