登録販売者
登録販売者は、一般用医薬品(第2類・第3類)の販売を行うための公的資格です。薬剤師不在でも医薬品の販売が可能になるため、ドラッグストアや薬局での需要が高い資格です。受験資格の制限がなく、誰でも受験できるため、転職・キャリアアップに人気があります。
主管: 各都道府県
おすすめポイント
- 学習時間200〜400時間で取得可能。初学者でも挑戦しやすい資格
- 合格率は上昇傾向(直近46.7%)。チャンスが広がっている
この資格の特徴
登録販売者は、一般用医薬品(第2類・第3類)の販売を行うための公的資格です。2009年の薬事法改正で新設され、薬剤師不在でも一般用医薬品の大半を販売できるようになったことで、ドラッグストアやコンビニエンスストアなどでの需要が急増しました。受験資格の制限がなく誰でも受験でき、合格率は約40〜50%と比較的取得しやすい資格です。試験は各都道府県で年1〜2回実施され、都道府県をまたいだ複数受験も可能です。取得後は実務経験を積むことでひとりで医薬品を販売できる「管理者要件」を満たせます。ドラッグストア業界が拡大を続ける中で、登録販売者の需要は今後も安定しており、転職・キャリアアップに即効性のある人気資格です。第2類・第3類の一般用医薬品は全体の約9割を占めるため、登録販売者がいればほとんどの市販薬の販売が可能です。コンビニやスーパーでも医薬品を取り扱う店舗が増えており、活躍の場はますます広がっています。
- 一般用医薬品(第2類・第3類)を販売できる公的資格
- 受験資格なし。誰でも受験可能で主婦・学生にも人気
- 合格率40〜50%で比較的取得しやすい
- ドラッグストア・コンビニ・スーパーなど就職先が豊富
- 全国どこでも需要があり、転職・再就職に強い
こんな人におすすめ
おすすめの人
- ドラッグストアで働いている・働きたい人
- 医薬品販売に興味がある主婦・パート希望者
- コンビニやスーパーの医薬品売場で働く人
- 医療・健康分野の知識を身につけたい人
- 転職・再就職に有利な資格を短期間で取りたい人
活用シーン
- ドラッグストアでの一般用医薬品の販売・相談対応
- コンビニエンスストアの医薬品販売コーナーでの業務
- スーパー・ホームセンターの医薬品売場管理
- 医薬品の適正使用に関する顧客へのアドバイス
- 店舗管理者としてのキャリアアップ
46.70%
前年比 +3.00pt
54,526人
前年比 +2,312人
200〜400時間
難易度: ★★☆☆☆
独学: ¥15,000
スクール: ¥50,000
年1回〜2回(都道府県により異なる)
各都道府県で年1〜2回実施。主に8月〜12月に集中
申込期間: 各都道府県により異なる
試験の詳細
出題形式
マークシート(四肢または五肢択一)
問題数
120問
試験時間
240分(午前120問を2部構成で実施する都道府県が多い)
合格基準
総得点70%以上(84点以上/120点)かつ各科目35〜40%以上
受験料
12,800〜18,200円(都道府県により異なる)
受験方法
会場のみ(各都道府県の試験会場)
出題分野
都道府県ごとに試験日・問題が異なる。複数の都道府県で受験可能(日程が重ならなければ)。
合格率・受験者数の推移
直近10年間のデータ
| 年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年度 | — | 54,526 | 25,459 | 46.70% |
| 2023年度 | — | 52,214 | 22,814 | 43.70% |
| 2022年度 | — | 55,606 | 24,707 | 44.40% |
| 2021年度 | — | 61,070 | 30,082 | 49.30% |
| 2020年度 | — | 52,959 | 21,953 | 41.50% |
| 2019年度 | — | 65,288 | 28,328 | 43.40% |
| 2018年度 | — | 65,500 | 27,022 | 41.30% |
| 2017年度 | — | 61,126 | 26,606 | 43.50% |
| 2016年度 | — | 53,369 | 23,330 | 43.70% |
| 2015年度 | — | 49,864 | 22,901 | 45.90% |
合格率は過去5年間で上昇傾向にあり、直近は46.7%。受験者数は54,526人台で安定推移しています。
難易度分析
「医療・福祉」カテゴリ内3資格での比較
登販は「医療・福祉」カテゴリ内ではやや難しい難易度です。
学習ガイド
独学がおすすめ
合格率40〜50%で市販テキストと過去問で十分合格可能。暗記中心の試験なので、テキストの繰り返し学習と過去問演習で対策できる。費用を抑えたい人は独学がおすすめ。
独学の場合
市販テキスト1冊と過去問で十分合格可能。「主な医薬品とその作用」が最もボリュームが大きいため、早めに着手する。各都道府県の過去問が公開されているので、複数の都道府県の問題を解くと出題傾向を幅広くカバーできる。学習期間は2〜4ヶ月が目安。
スクール活用の場合
三幸医療カレッジ・オンスクなどの通信講座で3〜5万円程度。薬の名前や成分など暗記量が多い部分を効率的に整理してくれるのがメリット。eラーニングで隙間時間を活用しやすい。
学習のコツ
- 「主な医薬品とその作用」は配点が最も大きい。成分名と効能を整理して暗記
- 過去問は自分が受験する都道府県だけでなく、他県の問題も解く
- 漢方薬・生薬の問題は頻出。主要な漢方処方は確実に押さえる
- 「人体の働きと医薬品」は図解を活用して視覚的に理解する
- 試験日程が都道府県ごとに異なるので、複数受験も戦略の一つ
対応スクール比較
登販に対応するスクールを価格順に比較
スクール詳細
オンスク.JP
登録販売者 講座
¥1,628
Good
- + 月額1,628円で60講座以上が受け放題
- + 複数資格を同時に学べる
注意点
- - 単体では合格に不十分な場合も(補助教材として活用推奨)
まずは低コストで資格学習を始めたい人
月額1,628円で多数の資格講座が受け放題。入門学習や他教材の補助として非常にコスパが高いサービスです。
オンスク.JP|月額1,628円で60講座以上が受け放題
資格の学校TACグループが運営。60以上の資格講座をサブスクで受け放題。スマホで隙間時間に学習できる。
三幸医療カレッジ
登録販売者受験対策講座(eラーニング)
¥35,200〜¥54,400
Good
- + 登録販売者の合格率89.0%の高い実績
- + 質問無制限のサポート体制
注意点
- - 登録販売者以外の資格には対応していない
登録販売者試験に確実に合格したい人
登録販売者受験対策の専門スクール。合格率89.0%の実績と質問無制限のサポートで、確実な合格を目指せます。
三幸医療カレッジ|登録販売者受験対策講座
登録販売者試験の合格率89.0%の実績。eラーニング+動画授業で効率学習。全国どこからでも受講可能。
よくある質問
Q.登録販売者は薬剤師と何が違いますか?▼
A.薬剤師はすべての医薬品(処方箋薬・第1類含む)を扱えますが、登録販売者は一般用医薬品の第2類・第3類のみ販売可能です。第1類医薬品と処方箋医薬品は薬剤師のみが販売できます。ただし、第2類・第3類だけで一般用医薬品の約9割をカバーしています。
Q.登録販売者は独学で合格できますか?▼
A.はい、独学で合格する人が多い資格です。市販テキストと過去問を使い、2〜4ヶ月(200〜400時間)の学習で合格を目指せます。暗記中心の試験なので、テキストの繰り返し学習と過去問演習が効果的です。
Q.登録販売者の資格があると給料は上がりますか?▼
A.多くのドラッグストアや小売企業で資格手当が支給されます。月額5,000〜15,000円程度が相場です。また、資格保有者は正社員登用や店舗管理者への昇進で有利になるため、長期的な収入アップにつながります。
Q.合格後すぐに一人で医薬品を販売できますか?▼
A.合格後、都道府県に販売従事登録を行い、直近5年間に通算2年以上の実務経験を積むと「管理者要件」を満たし、一人で医薬品を販売できるようになります。実務経験が不足している場合は、薬剤師や管理者要件を満たす登録販売者の管理下で実務に従事する必要があります。
医療・福祉の他の資格
介護福祉士
介護福祉士は、介護の専門知識と技術を持つことを証明する国家資格です。高齢者や障害者の日常生活を支援する介護業務において、チームリーダーとしての役割を担います。実務経験ルート・養成施設ルート・福祉系高校ルートの3つの受験資格取得方法があり、筆記試験と実技試験で構成されています。
終末期ケア専門士
終末期にある患者やその家族に対して、質の高いケアを提供するための専門知識を認定する資格です。緩和ケアの基礎、コミュニケーション技法、グリーフケアなど、終末期に必要な多面的な知識を学びます。医療・介護従事者のスキルアップや、終末期ケアの質の向上を目指す方に適した資格です。